アトリエでも学べる「日日是好日」

映画「日日是好日」を鑑賞

新緑が眩しくて、
緑 →  抹茶 + 映画 =「日日是好日」
ということで、
映画『日日是好日」を
アマゾン・プライムで観ました。

主人公が
お茶教室に通いながら
日々の暮らしの中で
小さな ほっこりする気づきを得ている姿と
アトリエっ子の姿が重なってみえました!

禅語で
「にちにち これ こうにち」と
読むのだそうですね。

意味は「毎日毎日が素晴らしい」というそうですが、
その解釈は、
その時どきの その方の状況や環境、
心境によって
変化するようです。

映画の中では、
同じ「器に 水を入れる」という所作であっても
冷たい水と、沸騰しているお湯では
器に移した時の 柄杓から垂れる音が違う。
絵のように、掛け軸の文字を見る。
などなど
お茶の教室に25年間通った中で気づいたことが
モチーフとして展開していきます。

「日日是好日=毎日毎日が素晴らしい」と言っても
主人公は、毎日がいつもハッピーでありません。

どちらかというと、
うまくいかないことばかり。

アトリエっ子も、
日々 幼稚園や学校などで
楽しいこともあれば
うまくいかないこともある。

子どもも
その年齢なりに いろいろあるものです。

でも
主人公は、お茶を通して、
アトリエっ子は、アトリエを通して、
五感を開き、
感覚を澄ませて、
ほっこりとした 小さな幸せを
見つけようとしています。

アトリエでは、
その時どきの心を
誰に否定されるわけでもなく
拒絶されることもなく、
安心して表現して、
ほっこりを 身に染みて感じる。

そのプロセスが
これから 長い人生を
「日日是好日」となるような在り方に
つながるといいなと思います。