鎮魂の夕陽

26年前 自宅でテレビの前で立ち尽くしていました。

高速道路が横倒しになっている映像、
次から次へと被災地の様子が飛び込んできて
言葉もなく ただただ立ち尽くしていました。

そんな中「色彩学校」の先輩方が、
子どもたちのためにと
「空飛ぶ子どものアトリエ」を被災地で
ボランティアで開きました。

無理やり描かせたりするのではなく、
いつも私たちがアトリエでしているように
子どもたち一人ひとりに寄り添って、
話をしたい子は話を聞いてあげ、
色水作りたい子は、色水を作り
絵を描きたい子は絵を描き、
子どもたちの心の自然治癒力が働くよう
安心で安全なアトリエ作り、場作りをします。

年齢は関係なく 同じを痛みを経験したもの同士、
共感できることも多いそうです。

それでも 個人差があって、
ひとくくりにはとてもできません。

だからこそ、
自分の心をじっくり感じて、
ピッタリあう表現をしていくことが大事。

そこには、絵を描く自分と
描いた絵を見る自分と2つの自分が現れます。

客観視できた時、自分で自分を受け止められ、
少しだけ 元気になります。

そんな先輩方の経験談を聞きながら、
そして、
人がどうやって自己表現をしながら
心の糧にして成長していくのかを
肌で感じながら色彩心理の勉強をし、
2002年に、アトリエを自宅でオープンしました。

日々の子どもたちの生活も
新しいことの連続で
ワクワクすることもあれば
戸惑うこともあります。

そのすべての体験を、
気持ちや考えを整理してスッキリさせて、
心の糧としていく方法の一つが
アート表現です。

※写真は、夕陽が沈む、雲に覆われた富士山です。
雲の様子が、山頂付近で、まるで鎮魂の儀式がされているかのようでした。

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