こんにちは。
お彼岸が過ぎてから、
だいぶ涼しくなってきましたね。
暑さが ちょっと ゆるまると
ホッとして 夏の疲れが出てきたり、
秋に向けて 身体が変わっていく時期は
ちょっと体調が悪くなったりします。
子どもたちの創作を見ていると
体調と季節の変化というような
自然界のバイオリズムに添って
生きていることがわかるような作品に出会うことがあります。
![](https://graciouswind.com/wp-content/uploads/2020/09/DSC_4461-300x169.jpeg)
今日の作品は、まさに そんな作品でした。
「あき」と白い粘土で これから来る季節の文字を創っています。
「白」が表現されるときは、
「白紙に戻す」という言葉があるように
リセットされる何かがあった時が多いです。
夏の終わりを もしかしたら 表現しているのかもしれませんね!
また
プラ板上の インクが滲む様子が気になり、
それを楽しんでいたことからは、
水の要素のリラックス感が
夏の暑さの緊張を溶かしていくような
体調の変化も感じられているのかもしれません。
![](https://graciouswind.com/wp-content/uploads/2020/09/0225そうIMG_3412-300x240.jpeg)
この作品は、以前、他のお子さん(2歳)のものです。
ちょうど立春を迎えたばかりの頃です。
まだまだ寒い時期でしたが、
冷たい大地の下には、
その先に咲くであろう花と
注がれるであろう 陽の光を
先取りした表現になっているように感じます。
季節感が薄くなってしまった現代生活の中ですが、
子どもたちの中には
まだまだ本能的に 季節を感じる感覚が生きているのですね!
こんなふうに 大自然の一部である自分を
思い出させてくれる作品を見ると
自分たちの中にあるけれど
忘れてしまった感覚を
呼び起こされるように感じられますね。