バーチャルに負けない楽しさ♪

自分の手で生み出す喜び

新しい創作にチャレンジした Fちゃん(7歳女子)。

「難しくて大変だけれど、

 楽しいよね♪」

プラ板にマジックで、下絵を丁寧に映しながら呟いていました。

プラ板の上は、マジックの先が滑るので

指先のコントロールが必要になり、

小さな手には 結構 難しいのです。

🎨

アトリエで、充実した時間を過ごした…と

実感している時って、

ニコニコ笑顔でいたり

飛び跳ねて喜んでいたりすることもありますが

たまに

大真面目な顔をして、

さらに、しぃーーーんとしていたりしている時があります。

🎨

「喜び」というのにも

たくさんの種類がありますね。

大接戦で 最後の最後で

応援しているサッカー選手が

ゴールを決めたときの

あの 割れんばかりの歓声を伴う喜びは

喜びのエネルギーを外側に向けているので

すごくわかりやすいですね。

その一方、

同じように感動しているのだけれど

あまり 表に出てこない喜びもあります。

🎨

それが

「難しくて大変だけれど

 楽しいよね♪」

この言葉に 見事に表現されています。

例え、

誰かに認められなくても、

すごいねって言われなくても

美しいねって言われなくても

上手だねって言われなくても

完璧だねって言われなくても

「変なの」って受けれいてもらえなくても

そのプロセスに 深い感動があると、

それが喜びになります。

結果がどうであれ、

また

自分の手で ものを生み出したくなります。

もちろん、

ゲームや 動画、パソコン、スマホなど

魅力的なヴァーチャルの世界へ

惹かれていくことはあります。

しかし、

自分の手で ものを生み出す喜びを知っているから

情報を受け取るだけでなく、

発信するような クリエイティブな行動をしたくなります。

また、

アナログの世界に戻ってきたりすることもでき

自由自在です。

自分がやりたいことに適した表現媒体を 

自分で選ぶことができるからです。

自由表現の場であるアトリエで

そんな力を育んでいきます。