感情の海を泳ぐ

感情の海の 自分なりの泳ぎ方を工夫しよう
アートセラピー は、その助けになります。

最近 話題にされることが増えた

「HSP(Highly Sensitive Person)」や

「HSC(Highly Sensitive Child)」。

「繊細さん」「繊細くん」とも呼ばれていますね。

今日は、そのお話です。

🎨

先日、全国にいるアトリエ主宰仲間のお一人から連絡があって

NHK E TV特集にて放映された

「繊細くんたちの夏」を観ました。

ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最初は、

娘のことを思いながら観ていました。

なぜなら

階下の扉が小さく「キィィー」と軋む音で

大泣きをするような新生児だったのです。

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しばらくすると、

自分が苦しくなっているのに気づきました。

自分の子ども時代を

思い出していたんですね。

当時は HSCやHSPという言葉もなく、

知らないから、理解もなく、 

私も よくわからないまま

離人状態になって 自分を守っていたようです。

今は、

HSCである子どもたちを

理解しようとしてくれる大人たちが

増えてきていることが

とても嬉しいです!

🎨

番組の中で

色で気持ちを表現するものがありましたね。

あのワークに似たような絵を、

私も描いていた時期がありました。

それは、

大人になってからのこと。

ある講座の色彩ワークで、

「いつも人の感情に埋れていて

 自分がどこにいるのか わからない!」と言いながら

絵を描いていました。

その後も、堰を切ったように

たくさん絵を描き、

子どもの頃から 何年も封印している感情を

どんどん 吐き出していきました。

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辛い感情は

感じないようにしているので

その感情を捕まえるのが大変でした😅

でも、

色彩表現だと、安全に「今 ここ」に

感情を留めておけるのです。

そして

言語化して手放す。

時間はかかりましたが、

丁寧に続けていくことで

生きづらさが 緩和されてきました。

🎨

「みんなが ハッピーでいて欲しい」と

争いを避ける面が

私にも ありました。

アートセラピー を続ける中で気づいた、

「本当の意味で

 みんな(他者)を大事にするとは 

 どういうことか」 ということ。

その 自分なりの答えを出した今は、

その辛さを感じてはいても

飲み込まれることはなくなりました。

そして 今は

栄養面や身体面のことなど

もっと視野を広げて工夫できるようになりました。 

たまに

感情の海に溺れそうになりますが😅

なんとなく 泳いでいます。

🎨

アトリエにも 繊細くんや繊細さんが来ます。

だからといって 特別なことはしません。

そもそも アトリエの場は、

安全で 安心して

自由表現・自由創作ができる場だからです。

そんな特別扱いされない

ありのままの自分で 自己表現しながら

アトリエで過ごすことで

生きる力を たくさん磨いていって欲しいです。

泳いでいく方法は、同じところもあるし

ひとりひとり違っている部分もある。

それを

丁寧に 見つけていって

あなたの 豊かな人生を生きてほしい。 

私も、できる限り 一緒に探していくお手伝いをしたいです。

 

今から10年前ワークの中で「私の好きなわたし」というタイトルで描いたもの。
 「いろんなもの・人・環境の中に、美しいもの(その人らしさ)を見つけ見出すことが好き。」
描いたあと「自分の感情、感覚から逃げない」と決意。