初めてアートに出会ったとき、黒い大きな箱を目の前にして身体がふるえた!

皆さんのアートとの出会いは

いつ頃ですか?

物心ついた時から、

テレビやラジオから音楽が流れていた とか

道路にお絵かきしていた とか

親が 花を生けていた とか

身の回りにアートは溢れていても

ちゃんと認識した時っていつだろうか?と

改めて考えてみました。

私の「音との出会い」は6歳の時でした!

幼稚園卒園間近の発表会で

先生から

ピアノか、エレクトーンか

どちらか 好きな方で弾いて良いと言われ、

まっすぐに ピアノに向かいました😄

アップライトのピアノだったと思います。

ピアノの前に座ると、

アップライトのピアノに 自分の顔が写ります。

黒い世界に入り込みます。

そして、「ちょうちょ」を弾きました。

🎹

鍵盤の ひんやりとした冷たさ、

キーの重さ、

そして何より

黒い箱から 響く音に

身体中が包まれ、しびれます!

「こんな世界があるんだ!」と

若干6年の人生では知り得なかった、

新しい世界が そこに広がりました☺️

その後、小学2年生の時から1〜2年ほど

ピアノを習いました。

レッスンは怒られてばっかりでしたが、

ソルフェージュで 歌うのは好きでした。

楽譜を見れば、音を追って歌えるようになりました。

当時は、今のようにゲームがあったり、

YouTubeがあったりする時代ではなく、

すごーく暇だったので、

学校で配られた ミニ歌集の最初から最後まで、

よく歌ってましたね 😂

知らない曲は、楽器で音を取ることもせず

ソルフェージュして覚えました🤣

変な子でしたね 🤣🤣🤣

でも、この体験は、

その後の私の生きるモチベーションになりました!

本物に出会い、身体がふるえるような感動を体験する。

どこか特別なところに行かなくても

日常生活で創造される 一瞬一瞬にあるかもしれません。

これも 日常にある本物アートですよね?

お母さんの、一生懸命お料理する包丁を握る手かもしれません。

お父さんが、自分で決めた目標を果たそうと

毎朝、走る姿にあるかもしれません。

本気で生きている大人のそばにいる子どもたちは

そんな感動体験を 受け取る環境が整っていると

私は思っています。

そのタイミングは、子どもの人生プログラムによるので

いつかわかりませんが

子どもの眼差しは 本物の感動を求めています。

淡々と 素振りを続ける 現役時代のイチロー選手のように

淡々と 日々を一生懸命生きるご両親の姿から

何かを感じない人はいないでしょう。

淡々と 見返りを求めず…、

人生の先輩として どんな背中を見せたいですか?