かーさんは、私のこと、全然わかっていない!

「なんでこんなに言っているのに
わかってくれないのかしら?」

思わず呟いちゃう言葉ですね。

日々忙しいと、
ついつい忘れがちな 次のこと。

言われたことを
言われた通りにやらないのが子ども。

親がやっているようにやるのが子ども。

つまり 子どもの姿は、
鏡のように、自分の姿が
映し出されています。
自分と向き合うことになるのです。

それに気づくと、
イケナイ! イケナイ!と
方向転換するのですが、

気づかないと、
無性にイライラしてしまいますね。

ところが、
逆もあるんですね。

子どもも、
「なんでこんなに言っているのに
お母さんはわかってくれないの?」

と、思っているかもしれません(苦笑)

例えば、
私の話ですみませんが、
娘が小学3年生の不登校の頃、
スクールカウンセラーに語った言葉。

「かーさんは、私のこと、
全然 わかっていない!」

だそうです(苦笑)

子育ての方向性が間違っていたのかなと
落ち込んでいたところ、
まだ続きがありました。

「でも、
一生懸命 わかろうとしてくれる。

だから、いっぱい話すんだ。」

私の気づいていないことを、
子どもはよく観ていますね。

長年一緒に暮らしていると
「わかってほしい」という
甘えが生じてくるんですね。

親子であっても 別人格であり、
同じ家に住んでいても、
学校や、職場などへ行き、
日々経験していることは違います。

全然違う文化を生きているんですね。

毎日、顔を合わせているから、
毎日、新鮮に出会うことは
難しいかもしれません。

大切な外国人のお友だち・・・
くらいに思って接していると
ちょうど良いかもしれません(笑)

☆まとめ☆
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100%わからなくて良い。

わからないこと前提で、

わかろうとすることが大事。

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ではでは

またメールしますね。

Gracious Windとともに

(2020年10月19日メルマガ発行より抜粋)

 

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